日別アーカイブ: 2014/10/27

私が考えるワークショップ。

いま、色々なワークショップの形態があり、私が考えるワークショップとは何なのか。あたらめて書いておこうとおもいました。きっと、技術習得だけが目的の方や、先生と生徒という教室のスタイルを求めている方には満足いただけないかもしれないとおもったからです。私は先生が生業ではありません。作家として活動していますが、デザイナーであり、根っこは職人だとおもっています。私が考えるワークショップ。それは、ひとりの作り手として、同じ目線で五感を使って感じることができる場、そして感じ方はそれぞれであっても、その時間を参加者全員で共有できる場だとおもっています。森からいただいた貴重な白樺の樹皮に新しい命を吹き込む。このことを感覚を研ぎ澄まし、ひとりひとりの方に感じていただけたらとおもっています。もちろん、どのようにしたら美しくできるのか技術的なこともお伝えしています。「どのような樹皮であっても最大限に美しく素敵に、新しい命を吹き込む。」これは私が一番大切におもっていることです。それから、できる限りお茶の時間をつくり皆さんと一緒に過ごします。考え方や捉え方の違う人が集まり、同じ時間を共に過ごし、感じたことを話したり伝えたりする場になったらというおもいです。白樺の話しだけでなくとも、その時に感じたことを。人との出会いは、本当に一期一会、その時間が宝物のようになったら素敵だなぁというおもいでいます。ですから、とてもフレンドリーな雰囲気で過ごすワークショップです。参加くださった方にとって素敵な時間になりましたらうれしいです。

※このような考えから、技術習得だけを目的としておりませんので、技術習得だけを目的の方や、販売目的による技術習得の方の参加はご遠慮いただきますことを、ご理解をいただけましたら幸いです。