
すっかりblogの更新がお知らせだけになってしまって、
久しぶりに近況を書いてみたいとおもいます。
これからの活動の作品づくり、オーダーをいただいている作品づくり、
それから、新たに取り組んでいる手仕事、趣味の手仕事と
それぞれのタスクをざっくり書き出してみるとビックリするくらいの量になっていて
おもったように進んでいないとおもっていたけれど、
ゆっくりですが、ひとつずつ、進んでおります。
例えば、白樺であれば
1.デザイン
2.樹皮剥ぎ
3.プレス
4.カット
5.なめし
6.編む
7.仕上げ
山葡萄であれば、
1.水につける
2.厚みを測る
3.ひごづくり
4.計算
5.編む
6.仕上げ
羊毛であれば、
1.ゴミ取り
2.洗う
3.カーディング
4.紡ぎ
5.撚り止め
織りであれば
1.組織図・計算
2.ソウコウ通し
3.織り
4.縮絨
etc…
といった具合に。
編んだり、織ったりするのは、全体の20%くらい。
やはり見えない準備が80%以上だから、何か仕上がっていないときは、
進んでる感じがしなくなってくる。
そんなときは、製作の合間の手仕事を入れてみます。
1~2日で仕上がる自分のものを作ることで、気持ちをリセットできます。
それは、手織りのマフラーや、布のバッグ、ワンピースだったり様々。
身体の負担も分散するので、丁度よいのです。
私はいつも手を動かしていたい。手仕事が好きでたまらない。
おばあちゃんになっても、ずっと手仕事をつづけていたい。
色々な手仕事をするのは、すべて白樺からつながるご縁。私の手仕事の旅だから、
少しずつだけど、その旅のプロセスである作品をお届できたら嬉しいな。とおもっています。
白樺樹皮がおもうように採取できないことで、山葡萄に出会いました。
今年は、近くの森へ入り山葡萄の蔓を採取することもできました。
白樺樹皮がおもうように採取できないことで、織りの世界へ導かれました。
かご編みに使うことができない樹皮を染めに使ってみようというところから
羊1頭分の原毛を送ってもらい、洗ったりゴミを取ったり、糸紡ぎも学びはじめました。
紡ぎを学びはじめたことでシナノキの樹皮も紡ぐことができました。
長い長い道のりになっているけれど、旅の寄り道は楽しいものです。
そんな、スロウで楽しい手仕事の旅、旅のプロセスを皆さんも一緒に
楽しんでいただけたらとても励みになります。
さて、お知らせが2つあります。
2ヶ月お休みさせていただいた“1day direct store”(1日限定のオンラインストア)ですが、
10月31日(水) お昼12時よりオープンいたします。
それから、久しぶりに千歳の自宅にてワークショップを開催します。
リクエストをいただいて「白樺樹皮のバングルづくり」を。
開催は11月5日(月)。詳細とお申し込み方法は、こちらをご覧ください。
最近、news letterがシステムのエラーで送れないという状況があり、
お知らせをお届けできておらず、申し訳ありません。
ときどき、blogにてご確認いただけましたら幸いです。
aya.